2000年度(平成12年度)の建築基準法の改正以降、構造用製材の性能は目視で検査・判定ではなく、客観的な判定を行う事ができるグレーディングマシンは不可欠です。
エーティーエーではお客様の声と作業効率を追究し、インライン型のグレーディングマシンに加え、持ち運びに便利な携帯型のグレーディングマシンを開発してまいりました。
長年培ってきた荷重測定技術を利用したMSR測定機や静荷重測定機、重量測定機など、製材工場や集成材工場の JAS 認定にご協力出来るラインナップを揃えております。
HG-2020sp <簡易型 構造用製材・原木強度測定器>
HG-2020spの新方式縦振動は、センサーを材に置いて木口を叩くだけ。角材も丸太も、みかけ比重による測定や推定含水率を入力する測定など、3つのモードを搭載。
そして本器は、曲げたわみ振動による測定も可能。角材や集成材で、曲げ試験データに非常に高い相関性を有した数値を叩き出します。
仕入れ受入検査や木材の研究など専門レベルでも、時間も場所も取らずに、いつでも様々な方法で測定します。
カタログ 取扱説明書
HG-2020spでは、丸太原木測定において周波数と補正係数から密度を推定する推定方法C(京都方式)と、含水率測定アプリの追加・更新を行いました。
令和3年6月末日以前にご購入されているお客様につきましては、無償にて更新いたしますので、お手数お掛け致しますが、弊社宛にご郵送もしくはご連絡いただきますよう宜しくお願い致します。
(令和3年7月以降にご購入いただきました製品は、更新されているバージョンになっております。)
HG-2020 <簡易型 原木強度検査器>
平角を削り出す前の原木段階で、強度仕分けが可能。
椪積みされた原木でも、当社開発のセンサーが縦振動を的確にとらえます。
カタログ
HG-2001 <携帯型 打撃式木材用強度測定器>
針葉樹構造製材と集成材用ラミナの JAS 規格に規定する規格等級区分の測定器です。
木材を打撃する事で発生する固有振動数と重量からヤング率を計算する、打撃式のヤング率測定器です。
3つのステップで、誰でも簡単に測定。
①材寸を入力する。
②重量測定用の秤の上に木材を乗せて重量を測定する。
③自動打撃ユニットを木口に当て、スイッチを押し木材を打撃。
自動打撃ユニットは誰が行っても一定の打撃ができ、余分な力を使わないので材を傷つけることがありません。
ハンマーとマイクロフォンによる測定では、材を傷つけるだけでなく周囲の騒音や風の影響を受けましたが、本器では振動を直接測定するのでそれらの影響を受けません。
製材登録認定機関 一般社団法人 全国木材検査・研究協会
認定番号 JLIRA-Ef-4
カタログ
標準仕様
測定方式
重量 : ロードセルを用いた秤
周波数 : 加速度センサー FFT (高速 Fourier 変換) analyzer
測定範囲
重量 : 0 ~ 130kg × 2 (読取限度 20g)
周波数 : 0 ~ 2000Hz
適用樹種
米松 (樹種群 1 群)、桧 (樹種群 2 群)、杉 (樹種群 3 群)
スプルース、Red Wood 、White Wood 等
(樹種によっては測定できない場合がございます。詳細はお問い合わせ下さい。)
測定可能寸法
木口短辺 : 90mm ~ 150mm
木口長辺 : 90mm ~ 390mm
材長 : 3000mm ~ 6000mm
等級区分
E50 、E70 、E90 、E110 、E130 、E150 : 6 区分 農林水産省告示 1083号
L30 、L40 、L50 、L60 、L70 、L80 、L90 : 14 区分 JAS 構造用集成材
L100 、L110 、L125 、L140 、L160 、L180 、L200
使用環境温度 0℃ ~ 40℃
使用環境湿度
85%RH 以下 (結露しない事)
表示・操作内容 動ヤング係数、等級、重量、周波数、スペクトル密度分布グラフ、各種設定
表示 タッチパネル LCD 、バックライト 付き
外部通信
使用電源
AC100V 50/60Hz (要望に応じて電圧変更も承ります。)
重量
指示計 : 1.5kg
重量計 : 2.3kg × 2 台
※ 注意
製材の機械等級区分製材の JAS 認定工場取得の申請設備として携帯型 (移動式) は認められていません。 申請設備は固定設置型が条件となっています。
JAS 認定工場取得申請用としてご導入検討には専用固定型HG-2001systemがございますのでご相談下さい。
HG-2001 system <設置型 非破壊木材用強度測定器>
機械等級区分構造用製材のJAS認証を取得する場合の機械等級区分装置として、全国木材検査・研究協会から認証されているシステムです。
木材を破壊することなく、自動打撃機で叩く事で発生する固有振動数と重量からヤング率を計算する、打撃式のヤング率測定器です。引っ張りや曲げ方式と違い、余分な応力を加えません。
製材登録認定機関 一般社団法人 全国木材検査・研究協会
認定番号 JLIRA-Ef-4
カタログ
標準仕様
測定方式
重量 : ロードセルを用いた秤
周波数 : 加速度センサー FFT (高速 Fourier 変換) analyzer
測定範囲
重量 : 0 ~ 200kg × 2 (読取限度 20g)
周波数 : 0 ~ 2000Hz
適用樹種
米松 (樹種群 1 群)、桧 (樹種群 2 群)、杉 (樹種群 3 群)
スプルース、Red Wood 、White Wood 等
(樹種によっては測定できない場合がございます。詳細はお問い合わせ下さい。)
測定可能寸法
木口短辺 : 90mm ~ 150mm
木口長辺 : 90mm ~ 390mm
材長 : 3000mm ~ 6000mm
等級区分
E50, E70, E90, E110, E130, E150 : 6 区分 農林水産省告示 1083号
L30, L40, L50, L60, L70, L80, L90 : 14 区分 JAS 構造用集成材
L100, L110, L125, L140, L160, L180, L200
使用環境温度 0℃ ~ 40℃
使用環境湿度
85%RH 以下 (結露しない事)
表示・操作内容 動ヤング係数、等級、重量、周波数、スペクトル密度分布グラフ、各種設定
表示タッチパネル LCD 、バックライト付き
外部通信
IO 入力 : 2 点 (測定開始用)
IO 出力 : 4 点 (測定器制御用)
USB 入出力 (双方向制御) : 測定条件・結果
RS232C 入出力 (双方向制御) : 測定条件・結果
使用電源
AC100V 50/60Hz (要望に応じて電圧変更も承ります。)
SSR-7001 <設置型 連続曲げ送り式 (MSR)>
合板検査会の測定手法に準じ、ラミナ材の連続測定の為に開発された画期的な MSR 連続送り式グレーダーです。
1 箇所を測定するだけで初期荷重測定と最終荷重測定を行うというシンプルな方式です。
カタログ
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