ADVANCED TECHNOLOGY ASSOCIATES
株式会社エーティーエー
産業用インクジェットプリンター / 木材用性能試験器
Industrial Inkjet Printer / Testing Instruments for Lumber
since Jan. 1991
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製品案内

support

会社情報

Handy Grader for Lumber Testing

携帯型打撃式木材用強度測定器

HG-2001

針葉樹構造用製材の JAS 規格に規定する機械等級区分製材の測定器

製材登録認定機関 一般社団法人 全国木材検査・研究協会
認定番号 JLIRA-Ef-4

概要

木材を打撃する事で発生する固有振動数と、重量からヤング率を計算する、打撃式のヤング率測定器です。

自動打撃・振動数測定装置、重量測定用秤、及び、表示器を 1 つの箱にまとめました。
持ち運びに便利な設計になっています。

自動打撃・振動数測定装置
スペクトル密度分布 graph 表示
上の写真の様なスペクトル密度分布表示が信頼の証です。
HG-2001 はこの様な結果を得る事を保証します。

  • 騒音の影響を受けない

    打撃音を測定するのではなく、音の原因となる振動を直接測定するので、周囲の騒音の影響を受けません。

  • 誰でも簡単操作

    4 つの step で簡単に測定
    1. 寸法を入力する。
    2. 重量測定用の秤の上に木材を乗せて重量を測定する。
    3. 木口に加速度 sensor を接触させる。
    4. 打撃装置の switch で木材を打撃する。

  • 非破壊

    木口を小さなハンマーで叩くだけ。
    引っ張りや曲げ方式と違い、余分な応力を加えません。

  • 計量・コンパクト設計

    移動と操作性を重視して、操作用 touch panel 、自動打撃・振動数測定装置、重量測定部を 1 つのトランクケースに収納しました。

標準仕様

測定方式
重量:load cell を用いた秤
周波数:加速度 sensor
FFT (高速 Fourier 変換) analyzer
測定範囲
重量:0 〜 130kg × 2 (読取限度 20g)
周波数:0 〜 2000Hz
適用樹種
米松 (樹種群 1 群)
桧 (樹種群 2 群)
杉 (樹種群 3 群)
スプルース、Red Wood 、White Wood 等
(樹種によっては測定できない場合がございます。詳細は ATA までお問い合わせ下さい。)
測定可能寸法
木口短辺:90mm 〜 150mm
木口長辺:90mm 〜 390mm
材長:3000mm 〜 6000mm
等級区分
E50 、E70 、E90 、E110 、E130 、E150:6 区分農林水産省告示 1083号
L30 、L40 、L50 、L60 、L70 、L80 、L90:14 区分JAS 構造用集成材
L100 、L110 、L125 、L140 、L160 、L180 、L200
使用環境温度0℃ 〜 40℃
使用環境湿度 85%RH 以下
(結露しない事)
表示・操作内容動ヤング係数、等級、重量、周波数、スペクトル密度分布 graph 、各種設定
表示 touch panelLCD 、back light 付き
外部通信
RS232C 出力
USB 出力 (option)
使用電源 AC100V 50/60Hz
(要望に応じて電圧変更も承ります。)
重量
指示計:1.5kg
重量計:2.3kg × 2 台

注意

製材の機械等級区分製材の JAS 認定工場取得の申請設備として携帯型 (移動式) は認められていません。
申請設備は固定設置型が条件となっています。
JAS 認定工場取得申請用としてご導入検討には専用固定型 HG-2001system がありますのでご相談下さい。

catalog download (pdf)

定価 (税抜き))

本体:880,000 円
option:自動打撃 unit100,000 円
data 収納用 USB メモリ専用 port80,000 円
(USB メモリ付き)

測定原理

本製品は、木材を打撃した時に発生する固有振動数、及び、木材の重量からヤング係数を算出する装置です。
本製品では、縦振動 (ひずみ振動) と横振動 (たわみ振動) の 2 種類の固有振動数からヤング係数を測定する事ができます。
固有振動数は、媒質 (木材や金属等) の寸法、密度、ヤング係数に影響を受けるので、その固有振動数からヤング係数を計算する事ができます。

固有振動数から求められたヤング係数は動ヤング係数と呼ばれ、実際に荷重を負荷して測定したヤング係数 (静ヤング係数) と異なる扱いを受けますが、両者共に高い相関関係があります。

f:縦振動 (ひずみ振動) の固有振動数
l:木材の長さ
A:木材の断面積
I:木材の断面 2 次モーメント
ρ:木材の密度
E:木材のヤング係数

縦振動 (ひずみ振動)

縦振動 (ひずみ振動) は、木材の木口を打撃した時に発生する固有振動です。
その振動数は以下の式で表されます。

f =n(E)0.5
2 lρ

n は振動の次数 (1、2、3、……) を表します。

通常は 1 次の固有振動数を使用してヤング率を計算します。

E = ρ (2 l f)2

横振動 (たわみ振動)

横振動 (たわみ振動) は、木材の中心を打撃した時に発生する固有振動です。
その振動数は以下の式で表されます。

f =1λn2(E I)0.5
2 πl2ρ A

λn は、n = 1 では 4.730 、n > 2 では

λn =2 n + 1π
2

になります。
n は振動の次数 (1 、2 、3 、……) を表します。

通常は 1 次の固有振動数を使用してヤング率を計算します。

E = ρA(2πf l2)2
I4.7302